生活習慣病の最終段階は、血管が詰まって起こる脳梗塞や心筋梗塞が起こります。
肥満に加えて高血圧、高血糖、高コレステロール、といった3条件の中の2つが当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。
この状態は、かなり体にとって危険な状態です。
太っていても健康なら良いという人もいますが、メタボリックシンドロームは健康な状態ではありません。
高血圧は血管に大きな負担をかけますし、糖尿病は神経や血管をボロボロにしてしまう病気です。
コレステロールが高ければ、血液の流れが悪くなって詰まりやすくなります。
どれも見過ごせない状態ですが、改善するのは難しいものです。
生活習慣は長年の習慣によって根付いているものなので、今すぐに改めろと言われて変えられるものではありません。
しかし、今すぐにでも変えないと最悪の場合命に関わる危険性があります。
脳梗塞は脳の血管が詰まってしまう病気です。
脳に酸素や栄養が行かないということは、生命維持装置が機能しなくなっているということです。
こうなってしまうと、呼吸も自分でできなくなって命を落としてしまうか、助かったとしても半身不随などの後遺症が残ってしまう可能性もあります。
心筋梗塞は、心臓のまわりにある冠状動脈が詰まって起こる病気です。
激しい胸の痛みが起こり、心臓が機能しなくなるので全身に血液が行かなくなります。
酸素と栄養素が届けられなくなり、死に至る危険性があります。
生活習慣病というとあまり怖い感じがしないかもしれませんが、実際には命に関わるケースもあります。
一度病気になってしまえば、命が助かってもその後は一生薬を飲み続けなければなくなったり、自由に食べたり、動けなくなる可能性もあります。
メタボリックシンドロームと診断されてしまうレベルで肥満体型であると、重たいものを運びづらかったりなど日々の生活すら苦しい場面があるでしょう。
肥満の人にありがちなのが腰痛で、腹が出ると自然に背中が反ります。
その状態は、腰の関節が圧迫され負荷がかかった状態になってしまい、腰痛につながります。
腰痛も非常に厄介なものでボルタレンのような鎮痛剤を使用しないと耐えきれない痛みに襲われ続けることになります。
肥満は様々な症状を引き起こす原因になるので、すぐに改善するべきでしょう。
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